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褒めるべき本書は有史以来の最高傑作なのではないでしょうか。スタイリッシュな文脈からは、
芸術性さえ漂っております。いかなる聖書も本書にはかなわない!
・・・という具合に、人を褒めて褒めて褒めまくれという熱い主張がこめられてい
ます。嘘でもいいからとにかく褒めろ、損することはないと。一方で、非常に細かく
「褒め方」を解説されており、なるほどと納得させられる部分から、目から鱗という
部分も多かったです。ただ、著者も書かれておられるように何事も完璧ということは
なく、少々それは違うのではないかと思える部分もありました。
それでも本書では、ただ褒めることの良さを説いているだけでなく、実践的にどの
ように褒めるのか、というレベルまで具体的に解説されているのが凄いと思いました。
私も人を褒めることで、人に「下心があるんだろう」と思われるのが嫌で、褒め嫌
いできましたが、それよりも褒めた方のメリットの方が大きいのだと納得させられま
した。読んで損はないと思います。
「はじめたばかりの」の続き善性、邪悪、倫理、常識、とかそういったことが語られている。この人たちは、浄土真宗の話をしているようで、何かもっと違う話をしているような気になってくる。
善性とは何か、倫理とは何か、という対話をしながら、この二人は答えを出さない。というか出せない。というか答えを出せないことを楽しんでいる。答えが出ないことが重要だと感じさせる。
信者のあたまから、俗世の人間のあたまから、正しい善や悪の判断を導き出せると思ってしまうことは実は宗教にとっても社会にとっても危険なことである。はず。キリスト教的世界においては、答えは常に神のみぞ知ることになっている。神に自分の息子を殺すように言われたアブラハムは悩む。最後に答えは神によって示されるのだが、その悩みの時間を通じて「アブラハムは壮絶な孤独のうちにありながら、なお主のことばは『絶対的に正しい』という確信だけは揺ぎないものとし
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